サイト管理人の宅建合格の体験談を述べていきたいと思います。
合格年としては、2011年となります。
もう早いもので10年以上前のことになるんですね。
あと、管理人の人物像も分からないと思うので、軽く自己紹介からしていきます。
まず、仕事ですが不動産関係とは全く無関係で、宅建に関する基礎知識は全くない状態からでした。
学歴の方は、お恥ずかしいながら?と言っていいか分かりませんが、高校中退なんで中卒なんです。
なので、学歴もないし宅建に関する基礎知識もないしで、下手すると他の人よりもスタートラインは低いところから宅建の勉強をスタートさせたと言ってもいいかもしれません。
事の始まり なんで宅建を受けようと思った?
当時、電車通勤してました。
電車を待っている時間、電車内での時間を有効に使えないか?と考え始めたのが、事の始まりと言えます。
その結果、何か勉強をしたいと考えました。
高校中退なんで、通信行くか 大検は持っているので、ショボくてもいいので大学を目指すか、、色々考えたけど、学歴関係だと卒業まで時間が掛かるのがネックでした。
それで資格の勉強なら一旦は合格自体がゴールになるので、資格の勉強をすることにしました。
どの資格を受けるか色々迷いましたが、過去に「だから、あなたも生きぬいて」 大平 光代 (著)を読んだことがありました。
大平さんが宅建から受けて、最終的には司法試験まで合格するという流れなんですけど、資格と言えば宅建なくらい印象が強く残ってました。
ネットで調べても初心者向けの資格なので、とっかかりには丁度いいと。
それで宅建を受けることにしました。
道具(教材)を揃える
そんなわけで、勉強するための教材を買うことなります。
大きな書店に行き、評判の良さそうなテキストと問題集を買いました。
テキストも問題集も、全分野網羅でなく三つくらいに分野が分かれていて、別々で販売されてました。
全部最初から揃える必要はないと思い、とりあいず権利関係(民法)に関するテキストと問題集を買いました。
当時、電車通勤をしていたので電車での移動時間、電車の待ち時間を利用して勉強をできればいいと考えてました。
で、結局全然勉強しませんでした(笑)笑っている場合じゃないけど。
言い訳として、帰りは仕事での疲労が結構あって勉強する気になれなかったのと、仕事前は結構きつい仕事だったので勉強をしようっていうテンションでもなかったです。
かといって、自宅にいる時にも勉強をすることはなかったです。
結局、全然勉強をしないまま時間だけ過ぎていきました。
それでも7月に宅建試験の申込みだけは済ませていました。
まだ7月でしたし、そこから挽回して勉強をする可能性もあると思ったのです。
しかし、、勉強せず
しかしながら、結局全然勉強をしないままでした。
宅建試験日に、パチンコ屋に行ってました。
パチンコ打っている夕方に、そういえば今日って宅建の試験日だったな?と思い出したくらいです。
宅建試験は10月にあるけど、9月くらいの段階でもう受けに行かないのは決めていたと思います。
それくらい勉強してなかったので。
時間流れ 翌年10月へ
それから1年が経過しました。
ふと思い出しました。
過去に宅建に挑戦したけど、うまくいかなかったことに。
もう一回宅建受けてみるか?と。
前回は、書店で売っていたテキストと問題集を適当に手に取って勉強しようとしたけど、今回はちょっとお金かかるけど、宅建の通信講座を受けてみるか?と。
ネットで宅建の通信講座を調べました。
試験が10月なんで、試験が終わった直後だったわけです。
翌年の講座の受付が始まってないスクールが多かったです。
そんな中、レック 東京リーガルマインドが既に申し込めるようでした。
勉強をするのは先になっても、気分的にすぐにでも申し込めるところを探していたので、ここにするかと。
13万円くらいのと10万円くらいのコースが二つあって、ここだけどちらを選ぶか迷いました。
しっかり勉強したら10万円のほうでも合格するだろ?と思い10万円のコースを選びました。
今まで、勉強関係に10万円とか使ったことがなかったので、結構緊張しましたね。
当時は多少金銭的に余裕があったとはいえ、自己啓発で勉強するだけで10万円って結構な大金ですからね。
教材はすぐに届いて、冬頃には学習できる環境になってました。
しかし、いつものごとくなかなか勉強しない日々、、
勉強をするという習慣が付いてないと、もうもダメなのかと。
冬が過ぎ、春になってもあまり勉強してませんでした。
宅建を受ける気がなくなったわけじゃないけど、イマイチ気が乗らないんですね。
まだ試験日まで時間あるし、今から勉強しなくてもいいか?って思ってました。
そんなこんなで時間が流れていき、気づけば7月になってました。
2年前と同じように、宅建試験に申し込みはしました。
流石にこの7月から勉強しないとマズイと思い、勉強を開始することに。
下手したら間に合わないんじゃない?って思う中での開始でした。
レックの通信講座がどんな感じかというと、ネットストリーミング配信されている講義動画を見ながら勉強をするというものでした。
ライブ配信じゃなくて収録済みの講義動画です。
なので、何度も同じ個所を見返すこともできます。
手元にテキストを置いて、パソコンで講義動画を見ながら勉強をするわけですが、これがよかったです。
単純に分かりやすい。
今まで独学で全く知らない分野のことを文字情報だけで勉強をしていたわけですが、講義動画をみることでテキストの内容を理解しながら勉強をしていくことができました。
文字だけだとイマイチわからなかったことも、講義動画のお陰でわかるようになりました。
講義のあとに該当するところの過去問題を解いても、ある程度分かってしまうので、講義を視聴できるっていうのはかなり勉強効率がいいんだなと思いました。
講義動画は、何度でも期限内なら視聴できますが、意外に何度も同じ講義動画を見返すってことはなかったです。
そんなこんなで勉強を開始して、時間は流れていきました。
試験日の10月へ
夏が終わり10月になってました。
テキストには書き込みが無数にあって、問題集は何度も読み返してました。
問題集に関しては、問題自体を覚えてしまい勉強にならないかも?と思って別で一冊買おうかと思ったくらいでした。
何度も同じテキストと問題集を読んでいたので、飽きてくるというか書いてあることが大体分かるようになるので、勉強の緊張感というものもなくなってました。
試験当日
試験日がやってきました。
約1年前に宅建通信講座に申し込んでいたのですが、勉強開始は7月からでしたがそれでも本当に長丁場でした。
色々な想いを胸に試験会場へ。
入口付近で資格スクールがパンフレット配ってました。
不合格だったらウチで受講して下さいというやつですね。
このパンフレットも意外と役に立つのが、覚えにくいものの語呂合わせを掲載しているものがありました。
問題集何周もして見飽きたので、パンフレットを眺めて時間を過ごしたのを覚えてます。
試験会場は、公立高校でした。
冒頭に触れたように、サイト管理人は高校中退なんで新鮮な気持ちでしたね。
試験開始!
いよいよ本試験がスタートしました。
しかし、ここで焦りが出てきます(笑)。
というのも、あれだけ問題集を何周もしていたわけですが、意外とスラスラ解けないんです。
緊張もあるし、仕方ないのかもしれませんが問題を解くのに想像以上に時間がかかってました。
あと、たぶんこれが答えだろう?というものがあるけど、自信をもってこれだ!という回答ってそんなにないんですね。
「これ、、だよね?」みたいな回答が多かったです。
試験終了。
2時間の試験時間をフルに使う形で終えました。
10分も余裕なかったです。
手ごたえは?
これは何とも言えません。
合格でもおかしくないし、不合格でもおかしくないという手ごたえ。
問題用紙は持ち帰れるので、問題用紙に自分の回答を書いておけばスクールの解答速報で答え合わせができるんですが、そこまで気が回らなかったのですべての回答を記録していなかった。
その為答え合わせができない。
合格発表
どこかに張り出されるみたいだけど、確認しに行くのも大変なのでネットで見ることに。
ドキドキしながら自分の受験番号ないかチェックすると、、ありました!
実感ないようであるような複雑な気持ちでした。
手ごたえ的に不合格でもおかしくなかったので。
恐らくですけど、ギリギリ合格点とかだったんじゃないかと。
過去に勉強を頑張った経験が少ないので何とも言えないけど、割と勉強してても圧勝で合格!ってかなり優秀な方じゃないと無理なんだなって思いました。
振り返って
結果として、宅建試験に申し込んだのが2回で、受けに行ったのが1回でその一回で合格できました。
1回目の試験は独学だったのが間違いでした。
2回目の試験で通信講座を受けて、これが勉強ができるようになって最後までやっていけました。
2回目も独学を選んだら、恐らく合格してないと思います(そもそも受けにさえいってないかも)。
独学で失敗した方、失敗しかけの方ほど、ちょっとお金掛かりますが資格スクールの宅建講座をオススメしたいです。
文字だけの情報を元に勉強していくのは本当に大変なので。
宅建の合格率は17%前後ですけど、恐らく独学の人が多いと思います。
ちゃんと勉強したら合格できる人が多いと思うけど、テキストをただ読んでいるだけで上辺だけの学習だと理解できていないので、実際に問題で出てきても対応するのが難しかったりします。
独学で合格できる人は、かなり優秀な人達という印象です。